少佐の背を追って

2007年11月15日 MTG
 黒ウィニーの話が、より具体的に出ていたのでこちらも色々考えました。
 ちなみに昨日のは実際には「ウィニー」ではなく、物凄く古い呼び名で言えば「ブラックスウォーム」っぽいデッキだったなぁと反省。
 あと、昨日のデッキは現在こういう形に。

// Lands
24 [10E] Swamp (1)

// Creatures
3 [10E] Lord of the Undead
4 [10E] Festering Goblin
4 [CS] Stromgald Crusader
4 [FUT] Korlash, Heir to Blackblade
4 [LRW] Shriekmaw
3 [TSB] Withered Wretch
4 [10E] Phyrexian Rager

// Spells
4 [TSP] Tendrils of Corruption
4 [TSB] Bad Moon
2 [10E] Loxodon Warhammer

 そりゃ【ミューズ】重くていらんもん。
 それでもサイドには積んでいいと思った。

●黒ウィニーに採用できるクリーチャーに
 で、黒ウィニーの話ですが。
 マネキンやその他のコントロールを食っていこうと思うと、なかなか黒単では難しいようで。
 こちらはまだ調整中ともいえない段階なので、具体的なレシピは出せません。
 しかし、コントロールに対していつの時代でもよく通用するのが速攻。
 デッキタイプの速攻ではなく、能力の速攻。
 今の時代、回避能力と速攻を持っている黒のクリーチャーといえば何かというと、

【呪われたミリー】
 4マナとウィニーで使うには少々重めですが、ラスの後の3〜6点ぐらいは期待できそう。【月】が置いてあればもうちょっと高く望める。

【冥界の裏切り者】
 恐らく本命。気のせいなら夢でも見ているのだろうと放っておいて欲しい。
 2マナの1/1じゃ火力不足もいいところですが、これがまた青黒や青緑では除去しにくいのなんの。
 ウィニーのマナバランスでも出しやすいことから一番採用しやすいかもしれない。

【深洞のインプ】
 3マナ2/2、飛行、速攻、エコー(手札1枚ディスカード)。
 これを採用することはないんじゃないかなぁ、とは自分でも思っているけど、現環境で速攻を持っている黒クリーチャーの最後の一体ということで書いておきます。
 いつでも選択肢は多いほうがいいということで。
 百に一つはないかもしれんが、千に一つはあるかもしれん。

 上記がウィニーで使える速攻持ちの黒クリーチャー。
 いずれもやっぱり、赤に比べて火力が足りないところだけど、【月】さえ見えていれば赤にも負けないというのは、黒ウィニーの強さといったところですかね。

●強化と火力
 また、少佐殿は青をタッチして【不安定性突然変異】と【心霊破】を採用していたようですが、黒「単」となると、これに変わるものは残念ながらありません。
 【邪悪なる力】?
 タフネスが1あがるだけでは、その場で即座に【転置】か火力で吹っ飛ぶわけです。それでは【突然変異】の足元にも及びません。
 それでも採用する理由があるとすれば、相手が単体除去をもっていない場合のみ。
 現在の黒単に不足している火力を補うという意味ではまだまだ使えるところは認められます。
 そして、【心霊破】の代わりになるものは、黒単にはありません。
 たった3マナで4点以上のダメージを叩き出すスペルもなければ、3点すら難しい。
 大昔なら【ケアヴェクの悪意】を採用したところですがね?
 【ミリー】を採用しつつ、【産卵池】を使うのであれば、土地24枚構成にして、【不敬の命令】を2枚程度積んでおくのはありかもしれません。

 一応組み立てあげてソリティアで回していますが、なんともクリーチャーが貧弱で困りますね。
 1マナ域には、少佐殿が採用していたものが全てで、他に候補がありません。
 あ……青を混ぜるなら、【空飛ぶ男】もありですがね。
 【不安定性突然変異】を2ターン目につけるようなマナバランスであれば、採用してもいいかと。
 2マナのクリーチャーなら【ストロームガルドの十字軍】か【冥界の裏切り者】でしょうか。
 【十字軍】は1マナかかるものの、【鉄足】や【時代寄生機】を回避できる2/1という点で偉いし、流行の【忘却の輪】すら無視できる優秀パンチャー。
 いないと思うけど、キスキンだってこれ1体立ってればそれだけで勝てそうなもんです。(そりゃコントロールの話だけど)
 【冥界の裏切り者】は上記にあげたとおりですね。
 やはりコントロールに対して、それなりに強い。

 今のところ考えているのはこのぐらいです。
 少しは少佐殿の足しになればいいのですが……。

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