アップデートされたという情報を告知するために書き込み。
 MWSで対戦してくれる人は

 kasi600@hotmail.com

 是非、こちらのMSNメッセンジャーに登録してくださいw
 まぁ、風変わりな黒単しか使えない身なんで、大会用のスパーとかは期待しないでください。

 あと、skypeも

 kasi600

 で登録してます。
 MWSで対戦するときにボイスチャットがあったほうがいいだろうと思って実装したものなので、MWSしてないときはあまりあがりませんが。

少佐の背を追って

2007年11月15日 MTG
 黒ウィニーの話が、より具体的に出ていたのでこちらも色々考えました。
 ちなみに昨日のは実際には「ウィニー」ではなく、物凄く古い呼び名で言えば「ブラックスウォーム」っぽいデッキだったなぁと反省。
 あと、昨日のデッキは現在こういう形に。

// Lands
24 [10E] Swamp (1)

// Creatures
3 [10E] Lord of the Undead
4 [10E] Festering Goblin
4 [CS] Stromgald Crusader
4 [FUT] Korlash, Heir to Blackblade
4 [LRW] Shriekmaw
3 [TSB] Withered Wretch
4 [10E] Phyrexian Rager

// Spells
4 [TSP] Tendrils of Corruption
4 [TSB] Bad Moon
2 [10E] Loxodon Warhammer

 そりゃ【ミューズ】重くていらんもん。
 それでもサイドには積んでいいと思った。

●黒ウィニーに採用できるクリーチャーに
 で、黒ウィニーの話ですが。
 マネキンやその他のコントロールを食っていこうと思うと、なかなか黒単では難しいようで。
 こちらはまだ調整中ともいえない段階なので、具体的なレシピは出せません。
 しかし、コントロールに対していつの時代でもよく通用するのが速攻。
 デッキタイプの速攻ではなく、能力の速攻。
 今の時代、回避能力と速攻を持っている黒のクリーチャーといえば何かというと、

【呪われたミリー】
 4マナとウィニーで使うには少々重めですが、ラスの後の3〜6点ぐらいは期待できそう。【月】が置いてあればもうちょっと高く望める。

【冥界の裏切り者】
 恐らく本命。気のせいなら夢でも見ているのだろうと放っておいて欲しい。
 2マナの1/1じゃ火力不足もいいところですが、これがまた青黒や青緑では除去しにくいのなんの。
 ウィニーのマナバランスでも出しやすいことから一番採用しやすいかもしれない。

【深洞のインプ】
 3マナ2/2、飛行、速攻、エコー(手札1枚ディスカード)。
 これを採用することはないんじゃないかなぁ、とは自分でも思っているけど、現環境で速攻を持っている黒クリーチャーの最後の一体ということで書いておきます。
 いつでも選択肢は多いほうがいいということで。
 百に一つはないかもしれんが、千に一つはあるかもしれん。

 上記がウィニーで使える速攻持ちの黒クリーチャー。
 いずれもやっぱり、赤に比べて火力が足りないところだけど、【月】さえ見えていれば赤にも負けないというのは、黒ウィニーの強さといったところですかね。

●強化と火力
 また、少佐殿は青をタッチして【不安定性突然変異】と【心霊破】を採用していたようですが、黒「単」となると、これに変わるものは残念ながらありません。
 【邪悪なる力】?
 タフネスが1あがるだけでは、その場で即座に【転置】か火力で吹っ飛ぶわけです。それでは【突然変異】の足元にも及びません。
 それでも採用する理由があるとすれば、相手が単体除去をもっていない場合のみ。
 現在の黒単に不足している火力を補うという意味ではまだまだ使えるところは認められます。
 そして、【心霊破】の代わりになるものは、黒単にはありません。
 たった3マナで4点以上のダメージを叩き出すスペルもなければ、3点すら難しい。
 大昔なら【ケアヴェクの悪意】を採用したところですがね?
 【ミリー】を採用しつつ、【産卵池】を使うのであれば、土地24枚構成にして、【不敬の命令】を2枚程度積んでおくのはありかもしれません。

 一応組み立てあげてソリティアで回していますが、なんともクリーチャーが貧弱で困りますね。
 1マナ域には、少佐殿が採用していたものが全てで、他に候補がありません。
 あ……青を混ぜるなら、【空飛ぶ男】もありですがね。
 【不安定性突然変異】を2ターン目につけるようなマナバランスであれば、採用してもいいかと。
 2マナのクリーチャーなら【ストロームガルドの十字軍】か【冥界の裏切り者】でしょうか。
 【十字軍】は1マナかかるものの、【鉄足】や【時代寄生機】を回避できる2/1という点で偉いし、流行の【忘却の輪】すら無視できる優秀パンチャー。
 いないと思うけど、キスキンだってこれ1体立ってればそれだけで勝てそうなもんです。(そりゃコントロールの話だけど)
 【冥界の裏切り者】は上記にあげたとおりですね。
 やはりコントロールに対して、それなりに強い。

 今のところ考えているのはこのぐらいです。
 少しは少佐殿の足しになればいいのですが……。
 征きます!
※2007/11/14 16:04 記事を修正しました。
※2007/11/14 16:20 ふと思った。これ【触手】抜いて【思考囲い】3枚と【ハンマー】1枚追加のほうがいいんじゃ?
※2007/11/14 16:31 カード候補に【ファイレクシアの憤怒鬼】追加。

// Lands
24 [10E] Swamp (1)

// Creatures
3 [10E] Lord of the Undead
4 [10E] Festering Goblin
4 [CS] Stromgald Crusader
4 [FUT] Korlash, Heir to Blackblade
4 [LRW] Shriekmaw
3 [10E] Graveborn Muse
4 [TSB] Withered Wretch

// Spells
4 [TSP] Tendrils of Corruption
4 [TSB] Bad Moon
2 [10E] Loxodon Warhammer

// Sideboard
SB: 1 [10E] Lord of the Undead
SB: 1 [10E] Graveborn Muse
SB: 1 [10E] Loxodon Warhammer
SB: 4 [LRW] Nameless Inversion
SB: 3 [TSP] Stuffy Doll
SB: 4 [10E] Consume Spirit

 昼過ぎから作り始めたばかりで、メインもサイドも割りと適当。
 しかし、【月】置けば【ゴブリン】も象と相打ち取れたり、4ターン目に出した【コーラシュ】もそうそう除去られなかったりと割といい感じ。
 実戦投与はまだほとんどしていないも同然なので、あとはここから少しずつ弄っていくことになりそう。

 …………。
 その結果、違うデッキになってしまったとしても私は何の責任も負いはしないっ!

<カード候補の話>
 まずなにより抜けていく候補に【萎縮した卑劣漢】が上げられる。(もちろん、このほかにも色々抜ける候補はあるにしても、まずここから)
 そのスペースは4枚。
 入れる候補は以下の通り。
 私はまだ調整しないので、興味を持った人は好きにして欲しい。

【思考囲い】
 むしろ何故入っていないのかって?
 私が持っていないからだよ(`ω´)
 冗談は置いといて、入れるなら本当にサイドではなくメインでもいいぐらい。
 MWSでもこれに入れ替えた形でいくらか調整してみるつもり。
 ちなみに2マナ域では他にやりたいことが多いため、場に影響を与えられないスペルである【困窮】では駄目。
 このカードが無いからって【困窮】入れるぐらいなら、【ダウスィーの殺害者】か【卑劣漢】のままにしておいたほうがいい。
 ちなみに【思考囲い】をいれる利点はもちろん、
 ・1ターン目の行動パターンが増える。
 ・クリーチャーを守るために火力を落としつつも、2ターン目の動きが阻害されない。
 ・あるいはクリーチャーを展開しつつ手札破壊を行いやすいというコストの軽さ。
 といったように、テンペストウルザ時代にスーサイドで【強迫】を使っていたプレイヤーなら誰しもが納得のいくメリット。
 しかし【強迫】に比べてのデメリットはやはりダメージですが、環境がだいぶコントロールに寄ってきているため、あまり問題にならない模様。

【ダウスィーの殺害者】
 シャドーの2/2は【ガラク】にダイレクトアタックなど、なかなかいい動きをしていたため、最初は入っていました。
 【月】や【王】で折角パワーアップしたのにブロッカーになれないなどの都合で抜けていくことに。
 もちろん、2/2だろうが3/3だろうが象トークンの生産を一回きりで済ませられるのはえらいのですがね。
 また、青相手にもこれと【クルセイダー】が並んで殴ってるだけで結構効くようです。
 【ヴェンセール】が出てきて【クルセイダー】を手札に戻しても、シャドーは止まらず、その逆でもやはり飛行が止まらず。
 【クルセイダー】共々、【鉄足】でブロックされないのは高得点ですね。
 【クルセイダー】に比べ、こちりが勝っている点は地上ブロッカーに対してマナを必要としないこと。
 そして、【モグの狂信者】で焼かれないことですね。
 劣っている点は、【月】も【ハンマー】もなければ、延々と2点しか与えられない点でしょうか。
 最後の一押しには当然有効ですが。

【サングロファージ】
 痛い。
 けど、少し前に新しい黒コントロールを調整している最中、スーサイドにあたってこれを出されたとき、少し苦戦した覚えがある。
 3ターン目には【邪悪なる力】をつけられて悶絶気味だったとか。
 【月】でも4/4だから割とバカにならないのかもしれない。
 だが、2点はやはり痛いので、赤の混じったデッキと調整して、問題ないと感じるまでは投入しないつもり。

【ファイレクシアの憤怒鬼】
 2マナの【卑劣漢】と交換してしまうと、デッキの動きが重たくなってしまう問題に目を瞑るか否か。
 しかし、こっちだと2ターン目【月】で3ターン目これという動きもできる。
 また、4枚目の土地が高確率で引けるようにはできていないのに、4マナ域が11枚に【ハンマー】が2枚という、よくよく考えるとおかしな構成なので、前半からより土地を引いてくる上で2/2が残せる【憤怒鬼】はいい働きをしてくれます。
 むしろ、【詩神】と入れ替えでもいいか……。

【他】
 何か思いついたら足していきます。

 では、よい黒ウィニーライフを。
 福岡県選手権いってきました。
 ……が、3勝3敗というしょんぼりな結果だったため、詳しいレポートはしません。
 デッキ選択はそんなに間違っていなかったとわかりました。
 実際メインはプレイミス以外ではほとんど落としていないので。
 ただ、サイドボードがおかしいってのと、プレイミスで負けてることが多かったため、練習不足は否めないな、と。

 デッキは以下の通り。

// Lands
4 [CS] Scrying Sheets
17 [CS] Snow-Covered Swamp
2 [PLC] Urborg, Tomb of Yawgmoth
2 [TSP] Urza’s Factory

// Creatures
3 [10E] Razormane Masticore
4 [10E] Graveborn Muse
4 [LRW] Shriekmaw
4 [CS] Stromgald Crusader

// Spells
4 [PLC] Damnation
4 [TSP] Tendrils of Corruption
2 [10E] Terror
2 [LRW] Profane Command
4 [LRW] Nameless Inversion
4 [CS] Coldsteel Heart

 ※ サイドボードは現在いじくってるため原型を忘れました。追加のterrorが2枚とか白コン相手用に人形が、緑赤や黒赤を相手にコーラシュが積まれていたはずです。

 ※ 現在のメインボードには冷鉄の心臓は入っておらず、ロノムの口が3枚と冠雪の沼が1枚追加されています。マナブーストする意味合いがあまりなかったためです。

 試合のレポは書きません。ただ散々だったな、と。

 しかし!

 ネタになる一回戦目だけは書かせていただくわ!

一回戦目 白単キスキン(Japan) ××

 当たった瞬間、ガッツポーズ。(いや、してませんけどね)
 そりゃ、キスキンがメタにいると思って、メイン6terrorのStromgald Crusader4枚体制にしたんですよ。
 相性的には8:2ぐらいいけると自分では思ってました。
 というか、実際フリーではむしろ9:1ぐらいの割合で勝ってるんですがね。
 蓋を開けてみると、なんというか……。

 Game1 ×

 初手 土地5、冷鉄の心臓1、墓生まれの詩神1
私「よし、キープ!」

 よし、じゃねぇよorz
 始めんなや、そんな手札で。
 マナ比率の高いデッキである以上、こんな手札で始めれば当然あとから余分な土地引いてきて、相手の行動に対処できずに死にますわな。
 結局、フルボッコにされて負け。

 Game2 ×

 初手 土地5、冷鉄の心臓1、堕落の触手1
私「よし、キープ!」

 よし、じゃねぇよorz
 始めんn(ry
 一試合目の反省ができていないあたり猿以下ですね、私は。
 この試合はそれでも、後に引いてきたマスティコアのおかげとかもあって、6ターン目まで長引かせることができました。
 そして、こちらのマナが7枚(そのうち1枚が占術の岩床)揃ったところで手札には堕落の触手が1枚と他土地がいっぱい。

 相手のターン、アタックに対応して

 岩床を起動し、

 残りの4マナを使い、触手をプレイ。

 我ながら、どんだけヌルイのかわかりませんね。
 私のタップアウトを見たJapanはインスタントをプレイ。
Japan「マナの税収」
私「…………orz」
 入っている可能性が低いにしても、そこはまず触手からが正解でした。
 どうせ次のカードがなんであれ、触手撃たないと致死ダメージ貰うところまできてたんですから。

 まぁ、こういう風に、マリガンもプレイもミスだらけだったわけです。
 ついでに言えばサイドボードまでミスだったわけですが。
 そりゃ3敗しても言い訳できんですよ。

 己の下手糞さが身に沁みた一日でした。
 今週末の金曜と土曜はちゃんとデッキも、プレイングも整えて大会いってきます。
 先日の黒単手札破壊(という名前の187コントロール)は、結局terrorスペルが合計12枚に膨れ上がって狂気っぷりもMAXに。
 土地は氷雪沼が20枚とロノムが4枚の合計24枚へ。

 ええ、そこまですればキスキンとか緑赤には負けませんでしたよ、確かに。
 手札破壊とロノムのおかげでコントロールにもそれなりに相性がよかったですよ、ええ。

 赤黒ゴブリンにフルボッコにあって目が覚めました。

 ついでに言うと、数を減らしたとはいえ黒緑タルモラックにも相性が悪く、ハーコン系のデッキもどうしようもないというオチ。
 夢から覚めたところで、10月20日のローウィンスタートは普通の黒コントロールでいこうと思います(´・ω・`)

 黒単コントロールは15日のレシピで。

黒単手札破壊

2007年10月16日 MTG
 わたしゃタルモゴイフが嫌いなわけじゃありませんがね。
 ただ純粋に、黒単しか作らないだけなんですよ。

 で。

 次の環境、クリーチャーゲームだし。
 どうせ皆、「タルモッモー」とかいってるんだろうし。
 黒メインは少ないか、あるいは完全にいないって開き直ったわけですよ。
 その結果がこれ。

// Lands
20 [CS] Snow-Covered Swamp
4 [CS] Mouth of Ronom

// Creatures
4 [FUT] Augur of Skulls
4 [10E] Ravenous Rats
4 [10E] Phyrexian Rager
4 [LRW] Shriekmaw
4 [10E] Nekrataal

// Spells
4 [TSB] The Rack
4 [TSP] Smallpox
4 [TSB] Stupor
4 [10E] Terror

// Sideboard
SB: 4 [10E] Hypnotic Specter
SB: 4 [TSP] Phyrexian Totem
SB: 4 [LRW] Nameless Inversion
SB: 3 [CS] Haakon, Stromgald Scourge

 メインボード12terror。
 黒赤とか黒緑に当たらないのなら、ありかもしれないと思えてきた。
 黒系コントロール?
 サイドボードで頑張れ(`ω´)
 死んでません。
 ちょこちょこMWSやりながら、小説書いてたりします。

 生存報告のついでに、ローウィンスタンについてメモ置いときます。

// Lands
4 [CS] Scrying Sheets
17 [CS] Snow-Covered Swamp
2 [PLC] Urborg, Tomb of Yawgmoth
2 [TSP] Urza’s Factory

// Creatures
3 [10E] Razormane Masticore
4 [FUT] Korlash, Heir to Blackblade
4 [10E] Graveborn Muse

// Spells
2 [10E] Loxodon Warhammer
4 [PLC] Damnation
4 [TSP] Tendrils of Corruption
4 [CS] Coldsteel Heart
3 [10E] Terror
2 [LRW] Profane Command
3 [LRW] Nameless Inversion
2 [10E] Mind Stone

// Sideboard
SB: 1 [10E] Razormane Masticore
SB: 1 [10E] Terror
SB: 1 [LRW] Profane Command
SB: 1 [LRW] Nameless Inversion
SB: 4 [10E] Cruel Edict
SB: 4 [PLC] Extirpate
SB: 3 [10E] Lord of the Undead

 マナ多いって?
 気にするなw
 イエサブカップに出て、ようやくそこそこの戦績を残せたのでレポートを。
 デッキは黒単ハンデス。

クリーチャー * 8
 Dark Confidant / 闇の腹心         * 4
 Ravenous Rats / 貪欲なるネズミ      * 4

ソーサリー * 12
 Cry of Contrition / 悔恨の泣き声     * 4
 Cruel Edict / 残酷な布告         * 4
 Consume Spirit / 魂の消耗         * 4

インスタント * 8
 Funeral Charm / 葬送の魔除け       * 4
 Tendrils of Corruption / 堕落の触手    * 4

エンチャント * 4
 Phyrexian Arena / ファイレクシアの闘技場 * 4

アーティファクト * 4
 The Rack / 拷問台             * 4

ランド * 24
 Swamp / 沼                * 21
 Urza’s Factory / ウルザの工廠       * 3

(サイドボード)
 Withered Wretch / 萎縮した卑劣漢     * 3
 Cremate / 死体焼却            * 2
 Stupor / 呆然               * 4
 Last Gasp / 最後の喘ぎ          * 3
 Deathmark / 死の印            * 3

【解説】
 全4枚挿しといった頭の悪い構成になりましたが、一応解説をw

●デッキコンセプト
 腹心、アリーナといった8枚のドローソースを駆使して爆発的なハンドアドバンテージを得るデッキです。
 軽量の手札破壊を連打し、出てきたクリーチャーを少数の除去で仕留め(あるいはネズミをブロッカーにして時間を稼ぎ)、膨大なドレインか、あるいは拷問台による直接ダメージで勝利します。

●何故、呆然や迫害ではなく、軽量手札破壊なのか。
 呆然も迫害も3〜4ターン目にしか撃てないことがあって、カウンター(対処)されやすく、また速攻にも効果が薄いと判断してのことです。
 軽量手札破壊は基本的に1対1交換であるため、迫害や呆然のように直接アドバンテージを取ることは難しく、やはり劣っているようにも見えますが、8枚のドローソースを使うことで1対1交換で優位に立てるよう機能しています。
 もちろん、8枚のドローソースがいずれも引けない、あるいは除去された、カウンターされたという状況であれば成立しませんが……。

●腹心とアリーナ4枚ずつってマゾ?
 気持ちいいですw
 都合、直接火力の多いデッキには弱いのですが、重いコストが入っていないため、腹心はまず大体0〜2点で抑えることが出来ます。
 当然、ライフがよく減るわけですが、触手や消耗を連打することで意外にも凌げます。サイドボード後であれば緑が関係する速攻デッキにも割となんとかなります。

●ステロイドやZOO、セレズニアはどうするのさ?
 相手の引きとこっちの引きが噛みあってくれることを祈ってくださいw
 それでも相手の出鼻を魔除けや布告で挫き、腹心やアリーナが場に残っていれば、その時点での残ライフ次第で五分(あるいはそれ以上)の戦いにもっていけます。
 4ターン目以降、触手や消耗をどれだけ撃てるかにもよりますが、アリーナを張った状態で3発以上ライフゲインできればかなり有利になります。
 前半は出来れば、悔恨の泣き声を相手クリーチャーに貼り付けながら除去していきましょう。
 また直接火力がないセレズニアは比較的戦いやすい相手でもありますが、制圧の輝きと各種トークンでコントロールされ始めたら途端に分が悪くなるため、一通り除去が終わったらさっさと拷問台で締め落としましょう。
 腹心とアリーナを2,3枚以上張ることも躊躇ってはいけません。とにかく手数で押さなければエンチャントにも土地にも触れないこのデッキでは、輝きも、ガジーもどうしようもないのですから。

●じゃあリアニメイトは?
 無理です。メインは3対7ぐらいの割合で負けます。
 まず、マナアーティファクトによる加速が無いため、迫害一枚で沈みます。
 次にこちらの手札破壊がそのまま相手のリアニメイトに繋がるため、相性が悪いです。
 出てきたクリーチャーを片っ端から布告と触手で討ち取ろうにも、アクローマには触手が効かず、骸骨の吸血鬼に至ってはどちらも通じません。(こうもりが出てくる前に触手を打ち込むしかない)
 それでも白青黒なら、まだアリーナや腹心がカウンターされづらいため、出てきたクリーチャーを潰しながらライフゲインにまでもっていけるところですが、青黒主体でカウンターが多いリアニメイトだと、本当に手も足も出なくなったり。

●ストームは?
 わかりませんw
 イエサブカップに出てきたことがないためデータ不足。
 友人が言うには手札破壊がこれだけ入っていればどうにかなる、とのことですが。

●青系は?
 腹心やアリーナが通れば、そのまま勝利にもっていける可能性が高いです。
 いずれもカウンターや除去される可能性がありますが、まずは手札を落とすなり、同ターン中に出すなりして無理矢理にでも通しましょう。

●白コンは?
 リアニメイト以上に相性最悪です。
 象牙の仮面とか出されるともうどうしようもないです。
 聖なるメサを張られても対処できないため、そのままずるずると負けます。
 占術の岩床で手札を増やされて、拷問台が紙くずになるなんて目に浮かぶかのようです。
 正直、諦めてください。

●これ弱くない?
 勘弁してくださいw
 白コン以外なら、割となんにでも勝てて、結局ドローソースを引けなかったりカウンターされたりすると何にも勝てない感じです。

【大会レポ】
 かなり記憶力が悪い、アルツハイマー予備軍なため、レポ自体は簡素なものです。すいませんw

●一試合目 緑白赤
 一本目
 普通に腹心、除去、手札破壊+除去と繋げて拷問台へ。

 二本目
 前半でメサを出されが、除去することで維持コストを強要する。
 中盤からはこちらもウルザでトークン発生。ちびちび除去しつつ、アリーナでなんとか手札を蓄えるものの、まず一発、残りライフ全てをもっていく10点の分解が飛んでくるが、触手で凌ぐ。
 後のターンには、逆に11点の消耗を叩き込んで、後一回分の消耗で倒せるというところに。
 しかし、それを引く前に相手が致死量の分解を。
 今回は触手を持っておらず死亡。

 三本目
 相手、土地と土地サーチしか引かず、そのまま拷問台へ。

●二試合目 青白赤天使
 一本目
 腹心→アリーナと通る。
 稲妻の天使や炎まといの天使に殴られるものの、それらを除去していく。
 途中から毎ターン、炎まといの天使を除去→アップキープに戻ってくるということを繰り返していたが、
 触手のおかげでこちらのライフは増える一方で、相手の手札を減らしつつ拷問台で絞めていき勝利。

 二本目
 手札破壊を連打したのち、アリーナを二枚張る。
 相手は稲妻の天使を出してきたものの、それ以降何も無かったようで拷問台で絞めて勝ち。

●三試合目 セレズニア
 一本目
 腹心を展開し除去除去。
 とどめは拷問台から、ギルドメイジに悔恨の泣き声はっつけて相手ドローフェイズに触手。
 手札から落ちたのは二枚目のギルドメイジ。
 輝きを張られるもアリーナを張り返して、そのハンドアドバンテージで勝ち。

 二本目
 セロン教の隠遁者が表替えってどうしようもなくなって死亡。

 三本目
 死の印、布告、腹心とやりたい放題で終了。

●四試合目 青黒赤リアニメイト
 一本目
 2ターン目に出た腹心が除去られず、おまけに相手は何も有効牌を引かず殴り殺した。

 二本目
 パーセキュートで6枚落とされて死亡。

 三本目
 最後の喘ぎを入れていなかったせいか、骸骨の吸血鬼がどうしようもなく負け。

 で、結果3−1。
 2位か3位かわかりませんが、パックを3つ、コールドスナップが1つにタイムスパイラルが2つ。
 レアの当たりは「占術の岩床」と「トロウケアの敷石」でした。
 次こは優勝したいものです。
 明日も仕事なのに眠れません。
 22時前に寝たのがいけなかったか。
 どうせ起きているならと、ブランク持ちの弱輩プレイヤーが一部の黒に関係するカードを考察しておきますよ、と。
 ちなみにウチのIME辞書にはMTG関係は一切入っていないため、日本語のみでお送りいたします。

1.
【堕落の触手】
 仮に黒単コントロールというものを作るなら、今回得た最も大きいものの一つはこれだろうと考えています。
 世間では【突然の死】のほうが大きく評価されているようですが、黒単と仮定するなら断然コチラかと。
 プレイヤーに撃てなくなった【堕落】ですが、4コストと撃ち易くなり、おまけにインスタントと奇襲効果もあります。クリーチャー限定とはいえ、早いターンに【堕落】と同じ効果の除去を撃てるということは大きな力になります。
 ただし、次の環境で果たして黒単コントロールがどこまでやっていけるのか、という不安もありますが(※)。
 黒単(沼が大多数)でなければ、これが【突然の死】を上回る道理はありませんから。

 ※ 次世代の黒単には一枚で複数のクリーチャーを除去できる優良カードが存在しない。手札破壊は優秀なものが揃っているものの、除去で1対1を繰り返している限り、黒が他の色に勝てる見込みはない。
 ビートダウンがそれなりに流行するならば、その速効性と手数についていけるだけの除去が必要なのだから、デッキのほとんどは除去に割かざるを得ない。もっとも、そこは【ファイレクシアの闘技場】で手数を稼ぐことも出来るのだが、【帰化】に【解呪】、その他諸々のエンチャント破壊が環境に存在する以上、上記問題の回答にはなり得ない。

2.
【突然の死】
 過去に出てきたものを合わせて見ても、黒い単体除去の中では最強の一つ。
 これと同等の次元に立つものは【殺し】か【チェイナーの布告】ぐらいか。
 ただ、コストやその他のカードとの兼ね合いから、一概に「絶対メインに積む」カードとも言えない。
 環境に【粘体投げの小蛙】や【風を裂くもの】、他にも【オルゾヴァの幽霊議員】などをよく見かけるようであれば、これをメインに入れておいたほうが無難だろう。
 それでも、メインかサイドのどちらかには入れておくべきカードだろう。

3.
【小悪疫】
 …………あれ、このカードの訳って【天然痘】じゃなかった?
 そんな余談はどうでもいいですが、一部の人はやっぱり気になっている模様w
 で、このカードは強いのか、と言われると実に微妙です。
 いまだ強いか弱いかがはっきりしていないのではなく、ただ普通に使っただけでは弱いカード。
 本家【悪疫】と違い、アドバンテージを取るのが非常に難しい。
 【悪疫】は相手の場や手札が多ければ多いほど、その効果は大きかったものですが、こちらはそんな状況でやれば自分が不利になるだけです。 
 では、このカードはやはり弱いのかというと、ただ弱いと済ませるわけにはいきません。
 まず、これは5枚目以降の【残酷な布告】を担っています。
 リアニメイトや【シミックの空呑み】、【粘体投げの小蛙】、これらに対処するには【残酷な布告】だけでは足りないこともあります。このカードをデッキに1〜2枚挿しておけば、そういった問題を解消する糸口になります。
 このカードを使ってみて「弱い」と思ったプレイヤーは多くいらっしゃるかと思いますが、そういう場合はデッキに入れる【小悪疫】の枚数を減らしてみましょう。このカードは無闇に撃って強いものではないのです。
 なにしろ、相手の土地を制限し、クリーチャーを減らし、手札も縛ることができるカードですが、カードの交換率自体はそれほど良くありません。それどころか、自身がコントロールであるなら、自ら大切なリソースである土地を減らしているのですから、無闇に撃って有利に立てるわけがありません。
 これはそういう、撃てば効果的な状況をよく見極める必要のあるカードなのです。

4.
【ファイレクシアのトーテム像】
 黒単コントロールが必要とするマナを増やしつつ、必要とあらば強力なダメージソースと成る優秀なアーティファクトです。
 かつて居た【ファイレクシアの抹殺者】と違い、アタックするために毎度3マナを払わなければいけませんが、このカードのスペックからすれば些末なこと。
 なにしろ、かつての【抹殺者】と違い、ソーサリーでは焼かれず、殺されず。【神の怒り】すら届かない。
 相手がインスタント火力――たとえば【黒焦げ】を持っていたとしても、能力起動の前に手札破壊を撃ってしまえば、まだこのカードは【黒焦げ】の対象にはなりません。
 アタックへ行くためには起動しなければいけないというデメリットは、そのまま【ファイレクシアの抹殺者】が持っていたデメリットを打ち消して、もはやメリットとなっています。
 前半は行動の潤滑油として機能させ、場とハンドのコントロールが終わったら即座に5/5のアタッカーとしてゲームを終わらせにいけるわけです。
 ちなみに、相手がブロッカーも手札も無い状況であれば、後は蹂躙できるカードである、ということは。
 このカードは【小悪疫】と相性がいい、とも言えます。

5.
【葬送の魔除け】
 1マナ1枚で4つの選択肢を持つインスタントです。
 選択肢は3つしかありませんが、実は4つ分の力があります。
 1つ目。
 最もよく用いられる、タフネス1クリーチャーの除去。
 【極楽鳥】や【ラノワールのエルフ】はもちろん、【サバンナライオン】も【闇の腹心】も、もう一つおまけに【ぬいぐるみ人形】だって除去できます。
 2つ目。
 インスタントスピードで手札破壊が行えるという点。
 相手の手札が空であったとき、相手ターンのドロー後にこれを使えば、それがインスタントでない限りは、引いたカードを問答無用で捨てさせることが出来ます。
 手札破壊カードは通常、そのほとんどがソーサリーであるため、「引いた傍から即刻使用される」という状況では無駄なカードに成り下がります。
 しかし、これはインスタントであり、そんな状況でも手札破壊を実現させるわけです。それも1マナで。
 もちろん手札破壊の効果が薄いと思えば、その他の選択肢のために取っておけばいいことです。
 3つ目。
 沼渡りを与えます。最も忘れられやすい選択肢ですが、現環境では沼扱いであるショックランドも含めて、沼が場に出ていることが多いため、上記二つだけでなくこの効果も忘れないようにしましょう。
 【ファイレクシアのトーテム像】が沼渡りでブロッカーを無視して殴りに行く様は痛快です。
 4つ目。
 別に隠された選択肢というわけではありませんが、これも忘れがちになりやすいため挙げておきます。
 このカードは2つ目の選択肢で優秀な軽量除去になることを述べましたが、パワーは+2されていることを忘れてはいけません。
 こちらがコントロールしているクリーチャーのタフネスが2以上であるなら、2点のダメージを追加するダメージソースにもなりえるのです。
 以上4つ。これほど柔軟性に富んだ優秀なカードなのですが、実は巨大クリーチャーはどうしようもなかったり、相手の手札が多い状態ではそれほど効果的ではなかったり、そもそも相手が沼をコントロールしていなければ3つ目の選択肢は無いも同然だったりと、中途半端さが目立つカードでもあります。
 過信は禁物ということで。

 今回は主に黒コントロール系のカードに関して考察してみました。
 次は速攻系に携わるカードで、記事を書けたらと思います。
 それでは、起床時間まであと1時間半ですが、少し仮眠でも取っておくとします。
 何をしているのかと思えば、またマジックやってます。
 最後にやったのが神河謀反前だったということを考えると、ブランクは一年半以上ですかね?
 でも、うっかり見てしまったんです、タイムスパイラルのカードリスト。
 これは思わず、
「うほっ、やら、やら、やらrrrrr…………」
 とか思っちゃったわけですよ。
 迂闊でした。カードリストなんて見なければ金を使うこともなかっただろうに!

 でも、もうシングルやらで大量に金使ったんで復帰しちゃいますよ、ええ!
 代わりにリセのほうはしばらくお休みです。
 大会日程の都合もありますが、流石に二つ以上のカードゲームを同時並行できるほどの時間もお金もありません。
 とりあえずは体力に余裕がある限りはやってみようかな、と。

 MTGのほうは成績それなりに良ければ、いきなりデッキとかもガンガン晒していく予定なので、適当に「これはこうしたほうがいいんじゃない?」みたいなことも書いてみてください>関係者各位
 それじゃ、また次の書き込み(また半年後?w)まで。

からっぽ

2006年5月18日
 はい、どーも、元ポックリの空野うつろです。
 3ヶ月ほど前に契約社員として仕事をはじめて、平日に時間の余裕はなくなってしまいました。
 リセやりたいんですがね、大会が平日中心の現在ではもうできそうにありません。
 毎週土日に大会があるようならお金を使おうとも思えますが、ほとんど遊べない状況ではちょっと……。
 当分は執筆だけであまりの時間を過ごす日々が続きそうです。

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